GANZOの名刺入れを検討している。
そんな貴方は社会人生活の中盤に差し掛かり昇進したり、心機一転働く場所を変えたりするタイミングなのではないでしょうか?
私がGANZOの名刺入れに出会ったのもそんなタイミングでした。
その選択は見事大正解!
2年間使ってみての感想と良い点、気になる点をお伝えします!
GANZOの名刺入れラインナップ
牛皮
牛皮のラインナップは4種類です。
GLAZING CALF (グレージングカーフ)薄型名刺入れ
国産の生後 6 ヶ月以内の子牛から取れた革を使用したグレーシングカーフ。革を丁寧に手作業で揉み、線状の水シボを出しているとのこと。ブラック/ブラウン/ネイビーの3色展開です。
THIN BRIDLE (シンブライドル) 通しマチ名刺入れ
丈夫さと色艶の美しさを兼ね備えたブライドルレザー製の名刺入れ。
ブライドルレザーってブルームという白い粉状が付いていまして、これが取れていくにつれ艶が出てくる過程がとても楽しいです。育てているという感覚が1番味わえるのではないでしょうか。
MAESTRO2 (マエストロ2)名刺入れ ヨコ型(M)
今回ご紹介している商品の中で唯一の箱形タイプです。ころんとした形は高級感と可愛らしさ、両方併せ持っている稀有な存在。使っていくに従って丸い角部分が綺麗な艶になりそうですね。
使用しているのは、ベジタブルタンニンレザーです。
MYSTIC (ミスティック) 名刺入れ
使われている革はなんとホーウィン社が手がけたベジタブルタンニンレザー!ブラック/バーガンディ/ネイビーの3色展開です。
馬皮
馬皮は2種あり、いずれも皮のダイヤモンドと呼ばれるコードバンです。
CORDOVAN (コードバン) 通しマチ名刺入れ
革製品が好きになると一度はコードバンを手に取りたくなります。
コードバンの特徴は色艶もさることながら、牛革以上の耐久性があることです。初めて手に取るコードバン製品としてこれほどピッタリのものはないと思います。色展開も非常に豊富でブラック/ヘーゼル/ダークブラウン/ダークグリーン/ネイビー、そして限定色の『たばこ』!の6色です。
SHELL CORDOVAN 2 (シェルコードバン2)名刺入れ
コードバンの中でも最高級と言われるのはホーウィン社のシェルコードバン。このシェルコードバンを贅沢に内装にまで使っているこのシリーズは、宝飾品に近い出来合いですね。ブラック/ナチュラル/バーガンディ/ネイビーの4色展開です。ナチュラルのエイジング具合を見てみたい。
ワニ皮
こちらはもう別格のワニ皮(クロコダイル)。桁がひとつ違います。
SMALL CROCO (スモールクロコ)名刺入れ
スモールクロコという現在日本で入手可能なワニ革の最高級品を使用しているこの製品。こんな貴重な革はやはりGANZOのようなこだわりのあるメーカーにしか取り扱えないですよね。見た目の美しだけでなく、50−100枚とたっぷり収納できるサイズはまさに日々名刺交換の機会がある経営者に向いている品です。
私がコードバンを選んだ決め手
皮別に大別すると3種類に分けることができましたね。
ワニ皮は手も届きませんし、私自身この名刺入れに見合いませんので除外です。
選択肢として牛皮、馬皮になりますが、皮の色艶は馬皮(コードバン)に軍配が上がると個人的に考えています。
コードバンは水に弱いという弱点もありますが、名刺入れが水に濡れるケースはそうそう無いと考え艶が好みのコードバンを選択したのです。
開封
2年前に購入したときの箱一式をちゃんと取っていました!下の画像がその一式になります。
・名刺入れ本体
・個装箱
・保証書
・収納袋
・説明書委ss機
保証書がゴールドで特別感が漂います。恥ずかしながら手元に届いた当初は嬉しくて本体しか見ていませんでした。こうしてみるとその他にもブランドのこだわりが随所に溢れていることに気付きますね。
良かった点と気になった点
私が使っているのは、『CORDOVAN (コードバン) 通しマチ名刺入れ』のヘーゼル色です。
違うブランドの話になっちゃうのですが、初めて手にしたコードバンの財布が黒色でしたので、次のコードバン製品はずっと茶系がほしいと考えていました。
いざ購入しようと公式サイトの在庫情報をこまめに見ていましたが、このヘーゼル色の在庫がある時はホントに稀でした。
実際、手元に届いての第一印象は非常に明るい茶色で高級感な質感を漂わせながらも、ほかの色より若々しい印象を抱きました。
また、意外と仕事ができる女性の雰囲気にもぴったりフィットすると思います。
そして口が大きく開く仕様は、枚数がいっぱい入る利点よりも名刺交換時の出し入れがスムーズにできる点に大きく貢献してると感じました。
名刺交換時がスマートにできると自然と余裕が生まれるので、この点は非常に大事だと思います。
蓋側に付いているカードポケットは1-2枚程度しか名刺がはいりませんが、こちらも打ち合わせ終わりに相手からいただいた名刺をスマートにしまえる使い勝手の良さがあります。
私は営業職ではないので常に名刺入れを持ち歩いているわけではありません。
そう、エイジングにならないのです。2年使用した現在の新品同様!
コードバンの財布は定期的にワックスをつけていますが、名刺入れは1回下だけにとどまります。
いつまでも新品同様の輝きもいいのですが、革特有のエイジングされた美しさが欲しい、、、
この問題は製品というより自身の使い方によるので気長に使って『5年使用した感想』なんかもいずれ書ければと思います(笑)
こんな方におすすめ
現物からは誰がみても高級な質感が伝わってきます。
その一方、表面には装飾やブランドロゴが一切ないので変ないやらしさがありません。
人前で名刺を渡す機会が多い40代以上の方であれば、どんな方にもフィットする名刺入れです。
また財布のようにいつも肌身に身につけるものでもないので、非常に長持ちするのでまさに一生モノの逸品ですね。
買うべき理由
40代の方であれば、迷わず購入することがおすすめです。
なぜならば前述の通り丈夫で流行り廃りに流されない一生使えるモノなので早く手に入れればその分だけ長く使えるからです。
それなら、若い時に買って一生使えばいいじゃないか!という2-30代の方へ。
気持ちはすごくわかりますがそんなに焦らないで。
レベル10でロトの剣を手に入れてもゲームが面白くないじゃないですか。
つまり、レベル40に達した方にこそぜひ手に取って頂きたいです。