2022年11月24日、東北電力は家庭向け電気料金の規制料金引き上げ申請を経済産業省に行いました。
値上げ幅は驚異の33%!
今まで聞いたことないレベルの上昇率!申請が通れば2023年4月から施行のようです。
これは先手を打って何か節電方法を考えなければいけません。
https://alc-tools.com/column_powersaving/電気代調査
まずは我が家の月毎の電気代推移を見てみました。
そう、住まいが雪国なので冬こそ電気代がかかっていたのです。
ただし、我が家の暖房は灯油を利用するファンヒーターなので暖房に関しては電気を使っていません。
では、電気代を大きく底上げしている要因は何かというと、
水道管凍結防止用ヒーターなのです!
水道管凍結防止用ヒーターの電力
寒冷地では水道管の凍結を防ぐために水道凍結防止ヒーターが使われていますがこの水道凍結防止ヒーターにかかる電気代は冬場1シーズンでおよそ45,000円程度※の電気代がかかっています。
※11~4月の期間、40Wヒーターを10本使用した場合の概算金額です
引用元:テムコ株式会社HPより
この数字を我が家の場合に置き換えてみますと、
となります。
30W×7本=210W
24時間使うと約5kW(5000W)
1ヶ月で150kW!
ん?冬の電気代の半分近くがこの凍結防止ヒーターじゃねぇぇぇか!
ざっくり計算して
29.28円/1kWh×150kW=約4400円/月
約4500円/月×4ヶ月=17,600円
この金額が我が家の水道凍結防止ヒーターの1シーズンに要する費用となっていたわけですね。
ここを対策すれば、冬の節電節約効果は絶大!
節電の大きな味方『Newセーブ90』
水道凍結防止ヒーターの節電で調べたらほぼコレ1択くらいの勢いで出てきたのが、今回ご紹介する『Newセーブ90』です。
この90という数値の意味合いはなんと、水道凍結防止ヒーターの電気代を約『90』%節約するところからきています。
こちらの商品、コンセントの口数別に3つのラインナップがあります。
節約効果とその結果は?
かなりの期待を持ちつつも、『セーブ90 凍る』というキーワードも見かけたりしますのでまずは今シーズン半分取り付けてみようという事にしました。
我が家は7本という中途半端な数なので2口用を1個と1口用を2個の計4口分を買ってみました。
これまでは、1シーズン2500円/本の電気代がかかるので、4本で10,000円かかっていた計算になります。
セーブ90の『90』は90%削減の90!
10,000円⇒1,000円になる計算!
わかりやすく言うと、1シーズンの電気量が前年比で9,000円程度下がっていたら効果あり!となりますね。
結果はこの冬が明けたらこのブログ更新してご報告します。
セーブ90を取り付けた2022年12月から3月までの電気料金が出そろいました。
その前に前年と今年では、燃料費調整額等の影響が大きすぎて単純に金額比較ができない状態なので
【利用電力(kWh)×電気量料金30(円/kWh)】
という計算式を使って比較したいと思います。
それでは結果発表!
12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | |
2022年 | 332 | 479 | 382 | 405 | 1598(kWh) |
2023年 | 254 | 470 | 440 | 377 | 1541(kWh) |
差は、1598(kWh)ー1541(kWh)=57kWh
先程の計算式に当てはめると
57kWh × 30円 = 1710円
今シーズンは1710円の節約効果がありました!
正直もう少し効果があるかと思ったけどまぁ結果は結果なので。
当然そのシーズンの平均気温やその他の家電製品の使用量にも依存するところも大きいで、一概には言えないのですが参考までにということで。
せっかくなので2024年もデータを取ろうかと思います。
冒頭にも申し上げた通り電気料金の引き上げは待ったなしに進んでいくことでしょう。
節電は家計節約のみならず、環境への貢献にも繋がる一挙両得な行為です。
ものづくりに携わる一員として、こんな素敵な商品を作れたらいいなという思いに駆られながらセーブ90をご紹介しました。
それでは楽しい節電ライフを!
・ヒーター通電期間:12~3月(4ヶ月間)
・ヒーター電力:15W/m×2m程度=30W
・ヒーター本数:7本